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二番目に好きな人/恋愛心理

2024年12月5日

二番目に好きな人

「結婚相手は一番好きな人ではなく、二番目に好きな人を選んだ方がいい」と、

したり顔で口にする人がいる。
確かに、一番好きな人を選ぶと後悔することもあるかもしれないという
考え方だ。
しかし、本当に付き合っている相手が人生で二番目に好きかどうかを
確かめることができる人がいるのだろうか?

例えば、友人が「彼は私にとって二番目に好きな人だ」と言ったとする。
それを聞いたときに、その友人が本当にそう感じているのか、
それとも単に自分を納得させるためにそう言っているのかは判断しにくい。
恋愛の感情は複雑で、一瞬で変わることもあるからだ。

ある日、彼が遠くに転勤することになったとき、友人は初めて彼の存在の
大きさに気づくかもしれない。
「彼がいなくなるなんて考えられない」と感じ、そのときに初めて
「この人こそ一番好きな人だったんだ」と実感することもある。

また、長い間一緒に過ごしているパートナーがいると、
その日常の中で感謝や愛情を見失うこともある。
しかし、病気や事故などでそのパートナーを失う危機に直面したとき、
「この人がどれほど大切だったか」と痛感する瞬間が訪れるだろう。

確かなことは、人生で一番好きな相手は、失おうとするその瞬間に
「この人だったんだ」と気づくものである。
だからこそ、今一緒にいるパートナーとの時間を大切にし、
感謝の気持ちを忘れずに過ごすことが大切だと思う。

恋愛ショート

Posted by masaki