好きな人にだけ好かれたい/恋愛心理
好きな人にだけ好かれたい
「みんなに好かれるより、好きな人にだけ好かれたい」。
そう思う女性はきっと少なくない。
例えば、会社の飲み会。
愛想よく笑い、無難な話題で盛り上げる。
でも心の中では「あの人に褒められるなら、他の人にはどう思われてもいいのに」と
つぶやいている自分がいる。
ある日、私の友人・美咲が言った。
「最近、好きな人にだけ優しくすることにしたの」。
え、それってどういうこと?と驚いて聞くと、美咲はニヤリと笑って言った。
「だって、みんなに合わせるの疲れるし、その人にだけ本当の私を見せたほうが
効率いいでしょ」。
効率って、仕事じゃないんだからと思いつつ、彼女の行動を観察してみると意外と面白い。
彼女は好きな人の前では明るく素直。
でも、興味がない人にはそっけない。
結果、好きな人には「裏表がない素直な人」として好かれる。
逆に他の人たちからは「ちょっと変わった人」くらいに見られているらしい。
でも美咲はそれで満足そうだ。
「みんなに好かれる必要はない」と割り切ると、気持ちは案外軽くなる。
もちろん、周りの目が気になることもあるけれど、自分に正直に生きている人を見ると、
少し羨ましく感じる。
さて、私はどうしようか。
みんなに笑顔を振りまくのをやめて、好きな人にだけ本音を見せてみるのも悪くないかも?